福島先生が本学大学院現代生活学研究科在学時に、指導教員らとともに行った研究成果をまとめた論文が、International Journal of Biometeorology 誌 (Impact factor 3.783)にアクセプトされました。この論文は、コロナ禍において推奨されたマスク着用により想定されていた熱中症リスクが上昇することを、運動負荷時の深部体温の経時的測定を行うことで、初めて実証したものです。この成果は、マスク着用が義務付けられた作業環境における労働においても適用できる、産業衛生学的にも重要な知見です。
現在、人間栄養学科では、同様な手法を用いて深部体温の経時的変化を測定することにより、運動時だけではなく、食物・栄養素摂取後の代謝量の変動等についても着目した研究を進行 させています。今後、これらによって得られた研究成果について、随時公表していきたいと考えています。
A. Fukushima, Y. Manabe, Y. Kosaka, and S. Akagi.
Sustained exercise load by young adult females while wearing surgical mask raises core body temperature measured with zero-heat-flux thermometer.
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- 現代生活学部助手福島彩子先生の論文が、International Journal of Biometeorology 誌にアクセプトされました。
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2023.05.29 | 人間栄養学科