子ども学研究科の佐々木弘記教授が分担執筆した『Science Education for Sustainable Development in Asia』(アジアにおける持続可能な発展のための理科教育)が Springer から出版されました。
https://link.springer.com/book/10.1007/978-981-99-8711-5
本書は,JSPSとUNESCOによって支援されたプロジェクト「ESD(持続可能な開発のための教育)の教師教育推進に向けた国際研究拠点の構築」(代表者:岡山大学藤井浩樹教授)の研究成果に基づいています。アジア太平洋地域16カ国の34の教員養成機関等から成る共同プロジェクトです。佐々木教授はプロジェクトの一員としてESDを推進する教員養成について研究しました。
第18章を担当し,『Workshops to Enhance Teachers’Reflection as Reflective Practitioners and to Help Them Gain Professional Capacities for Education for Sustainable Development: A Case Study of Japanese Prospective Teachers』(反省的実践家として教師の省察を促し,ESDを推進する専門的力量を身に付けるためのワークショップ:日本の教員養成課程における事例研究)の中で具体的にワークショップの進め方を提示しながらESDを推進する教員養成の在り方について論考しています。