令和6年11月8日(金)、秋の火災予防運動(11/9~11/15)に合わせて、中国学園大学・中国短期大学と岡山市消防局、岡山市消防団が合同で、地震や火災を想定した大規模な特別消防訓練が行われました。
訓練は震度6強の地震が発生し、1号館3階の調理実習室から火災が発生したという想定で行われ、地震が発生(効果音放送)すると、授業中の学生は教員の指示に従い身の安全を確保し、地震が収まってから避難を開始しました。教職員で組織する自衛消防隊はピクトグラムを使用して避難者をグラウンドへ誘導しました。
体育館では負傷者(学生と教職員)に対して中国学園自衛消防隊や岡山市消防団が『トリアージ』の訓練としてケガの危険度が高い順に赤、黄、緑に色分けしたシートに負傷者を運び出しました。
さらに、火災で屋上に取り残されていた人を消防ヘリコプターで救出する訓練やレスキュー隊が屋上に避難した人をロープで地上に降ろす訓練が行われました。
はしご車を使用した高い位置からの放水や、地上からの一斉放水等の消火訓練も行われ、学生や教職員はその様子を見学しました。
地震体験車では、震度7の地震のすごさを体感することができました。
今回の特別消防訓練に参加した学生は「とっさに動けないので、こういったリアルな体験ができると実際に起こった時、より冷静に動けると思います」と話してくれました。
日頃から防災意識を向上するために自助・共助力は欠かせないことであり、あらためて訓練の重要性を再認識することができました。
お知らせTOPICS
2024.11.13 | 学園からのお知らせ