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保健室

保健室では、学生の皆さんが心身ともに健康な大学生活が送れるようにサポートします。
次のような業務を行っていますので有効に活用してください。

健康相談

心身の健康に関することは、どんなことでも相談に応じます。もちろん秘密は厳守しますので気軽に保健室を訪ねてください。

応急処置

軽度の擦過傷程度の応急処置を行います。体調不良時は、一時的にベッドで休養することができます。
保健室で治療できない病気やけがなどの場合は、適切な医療機関を紹介します。
なお、保健室では薬をお渡ししていませんので、薬の必要な方はご自身で準備・携帯してください。

定期健康診断

学校保健安全法に基づき、全学生に対して毎年行う健康診断です。健康診断は、自分の健康管理のため、あるいは実習で必要になります。
また、必要な学生には診断後の生活アドバイスを行っています。
定期健康診断結果が実習、就職等に必要な「健康診断証明書」を作成する際のデータとなります。必ず受診してください。

健康診断証明書

実習などに必要な健康診断証明書は、保健室で発行します。ただし、就職の場合は証明書自動発行機にて申し込んでください。
ただ、健康診断を受けていない場合は、発行できません。

こちらをクリックして表示してください。

大学生活における感染症対策について

学生及び保護者の皆様へ

大学では多くの学生が集団生活をしており、様々な感染症が発生しやすく、さらに感染が拡大しやすい状況にあります。大学における感染症の予防対策は、「平常時からの予防対策」と「発生時の感染の拡大防止対策」が重要です。
 近年、はしか(麻疹)が海外から持ち込まれ国内で感染が広まったことがニュースになりましたが、今後ますます海外との交流が盛んになることからも、様々な感染症対策が重要になってきます。
 せきやくしゃみなどで飛沫感染もしくは空気感染を起こし、学内で集団発生しやすい感染症に麻疹・風疹、水痘、流行性耳下腺炎(おたふくかぜ、ムンプス)、髄膜炎菌感染症※があります。それぞれワクチンで予防可能な感染症ですので、入学前にもう一度過去の予防接種歴をご確認頂きますようお願い致します。なお、接種にあたっては各ご家庭で検討され、かかりつけ医にご相談ください。

<参考>流行しやすい主な感染症

疾 患 名 特 徴
麻疹(はしか) 熱と鼻水、せき、目やになどかぜと似た症状。発熱後3~4日すると発疹や口の中に白いブツブツ「コプリック斑」が見られる。肺炎や脳炎で亡くなる人もいる。
風疹(三日はしか) 約2~3週間の潜伏期の後に熱が出て、首のリンパ節がはれ、体に赤い発疹が出る。妊娠初期の女性がかかると先天性風しん症候群(難聴、白内障、心臓病など)の子どもが生まれることがある。
水痘(みずぼうそう) 発熱、赤い斑点が水ぶくれになり全身に広がる。強いかゆみをともなう。脳炎や肺炎、皮膚の重い細菌感染症になることもある。
流行性耳下腺炎
(おたふくかぜ、ムンプス)
両方またはどちらかの耳下腺がはれてきます。無菌性髄膜炎になると、頭痛や嘔吐がある。重度の難聴になることもある
髄膜炎菌感染症 初期症状は発熱や頭痛など、風邪の症状に似ているが、急速に進行することもある。死亡率が高く、四肢切断や神経障害など深刻な後遺症を残す。好発年齢は10歳代後半であり、寮や合宿などの集団生活がリスクとなる。
※日本では2015年5月から予防接種ができるようになりました。寮生活や運動部の合宿など集団生活の機会が多い学生、海外研修を希望する学生はワクチン接種を検討してください。

治癒証明書について

学校保健安全法で定められた下表の感染症に罹患または罹患した疑いがある場合は、必ず医療機関を受診の上、診断を確定してください。
登学する場合は、診断書(診断名、出席停止期間、登校許可月日が明記されていること)または治癒証明書をUNIPAへ添付して公欠の手続きを行ってください。
診断書または治癒証明書の原本は学生本人が保健室へ提出して下さい。

治癒証明書用紙は、下記のリンクをクリックすると表示されます。A4用紙に印刷して、医師に記入してもらうと便利です。

治癒証明書

但し、インフルエンザ、新型コロナウイルスに罹患した場合は、治癒証明書、経過報告書等は必要ありません。
公欠の手続きは、受診したことがわかるもの(受診料支払い領収書、処方薬説明書など)をUNIPAへ添付して提出して下さい。

分類 病名 出席停止の基準
第一種 エボラ出血熱クリミア・コンゴ出血熱痘そう
南米出血熱ペストマールブルグ熱ラッサ熱急性灰白髄炎(ポリオ)ジフテリア重症急性呼吸器症候群(SARS)中東呼吸器症候群(MERS)鳥インフルエンザ(H5N1)
治癒するまで
第二種 インフルエンザ 発症した後5日を経過し、かつ、解熱した後2日を経過するまで
百日咳 特有の咳が消失するまで、または、5日間の適正な抗菌剤による治療が終了するまで
麻疹(はしか) 解熱した後3日を経過するまで
流行性耳下腺炎(おたふくかぜ) 耳下腺、顎下腺または舌下腺の腫脹が発現した後5 日間を経過し、かつ、全身状態が良好となるまで
風疹 発疹が消失するまで
水痘(みずぼうそう) すべての発疹が痂皮化するまで
咽頭結膜熱(プール熱) 主要症状が消失した後2日を経過するまで
新型コロナウイルス感染症 発症した後5日を経過し、かつ、症状が軽快した後1日を経過するまで
結核 症状により医師が感染の恐れがないと認めるまで
髄膜炎菌性髄膜炎
第三種 コレラ
細菌性赤痢
腸管出血性大腸菌感染症腸チフス
パラチフス
流行性角結膜炎
急性出血性結膜炎
症状により医師が感染の恐れがないと認めるまで
その他の感染症(第三種の感染症として扱う場合もあるものの例) ※ 溶連菌感染症 適正な抗菌剤治療開始後24時間を経て全身状態が良ければ登校可能 条件によっては出席停止の措置が必要と考えられるもののため、左記の基準はめやすである。
ウィルス性肝炎
  1. A.型・E 型:肝機能正常化後登校可能
  2. B.型・C 型:出席停止不要
手足口病 発熱や喉頭・口腔の水疱・潰瘍を伴う急性期は出席停止、治癒期は全身状態が改善すれば登校可
伝染性紅斑 発疹(リンゴ病)のみで全身状態が良ければ登校可能
ヘルパンギーナ 発熱や喉頭・口腔の水疱・潰瘍を伴う急性期は出席停止、治癒期は全身状態が改善すれば登校可
マイコプラズマ感染症 急性期は出席停止、全身状態が良ければ登校可能
感染性胃腸炎(流行性嘔吐下痢症) 下痢・嘔吐症状が軽快し、全身状態が改善されれば登校可能
※「その他の感染症」は、学校で通常みられないような重大な流行が起こった場合に、学校医の意見に基づいて学校長が第三種の感染症として緊急的に措置をとることができるものとして定められています。
上記以外の疾患など、詳細については、「学校において予防すべき感染症の解説」(日本学校保健会)等を参照してください。
参考:「学校において予防すべき感染症の解説」

インフルエンザ出席停止早見表

発症後5日・解熱後2日経過するまで登学は不可(どんなに早く熱がさがったとしても、最低、発症後5日は出席停止となる)。発症日は、医師にご確認ください。

新型コロナウイルス感染症出席停止早見表

発症後5日かつ、症状軽快後1日経過するまで登学は不可(どんなに早く熱がさがったとしても、最低、発症後5日は出席停止となる)。
また、発症から10日を経過するまではマスク着用をご協力ください。発症日は、医師にご確認ください。

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