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2024.12.18 | 子ども学研究科

「VR/ARを用いた災害の疑似体験と非常食の調理・試食」の研究授業をウエスコ学術研究の一環として実施しました。

令和6年度公益財団法人ウエスコ学術振興財団の助成を受けた学術研究(特定研究A/防災減災)「VR/ARを用いた災害の疑似体験と非常食の調理・試食の活動から成る小学校防災教育プログラムの開発と評価」(研究代表者:子ども学研究科 佐々木弘記 教授,共同研究者:現代生活学研究科 多田賢代 教授,現代生活学部 高坂由理 助教, 中川小学校 村木美晴 校長)の一環として、矢掛町立中川小学校にて防災教育の研究授業を行いました。
本研究は、豪雨や地震などの災害時に適切に対応する力を育む防災教育プログラムの開発と、その効果の検証を目的としています。今回は5・6年生を対象に、「VR/ARを用いた災害の疑似体験」と「非常食の調理・試食」を中心とした授業を実施しました。
VR/AR技術を使って再現された災害状況に児童が没入することで、災害発生時の課題や対策について深く考えるきっかけを提供しました。また、非常食の調理と試食の活動では、災害時の食事の重要性や実践的な調理方法を学びました。
児童からは「災害が実際に起きたらどうすればよいか考えた」「栄養のある非常食を作る方法がわかった」といった感想が寄せられました。今後、授業後のアンケートや感想文を分析し、プログラムの効果をさらに検証していきます。

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