中国学園大学子ども学部では、子どもと関わる「キソキホン」を学ぶための「こどもパートナー講座」を、主に高校生に対して実施しています。この講座は、全国の教育系大学が連携している一般社団法人教育支援人材認証協会が認証する講座で、4コマの講義を受講すると認定証が発行されることが人気の理由の1つになっています。
今回の講座のテーマは「いちごケーキ」です。子どもについて学ぶ際に重要なものの1つとして「おやつ」があります。おやつには、栄養を摂取することと、食を楽しむという大きな目的があります。しかし、「おやつ」には子どものアレルギーなどに対して様々な配慮が必要とされています。そこで、今回の講座では、アレルギーとしてよく取り上げられている牛乳や卵を使わないいちごケーキづくりに挑戦しました。
当日は15名の高校生が参加し、こどもを取り巻く環境や子どもとの関わり方を体験しながら、参加した方全員が「こどもパートナー」の認証を得ることができました。講座の翌日は、実際に小学生と関わるケーキづくりを行い、講座での学びを活かし27名の小学生とともにオリジナルのいちごケーキをつくりました。本学の学生も、高校生のみなさんと一緒に学びながら、おいしいいちごケーキと子どもたちの笑顔をつくることにも成功したようでした。